近年、発酵食品ブームやブームから生まれた「腸活」。(腸活とは腸内環境を整えるために行う健康活動のことです)
知っておきたいキムチの効果を3選、ご紹介します。
目次
1.腸内環境を整える

・キムチに含まれる乳酸菌が重要
キムチには「乳酸菌」が含まれます。乳酸菌とは酵素のない、酵素を必要としない環境の中で発酵し、糖から乳酸を作る微生物のことです。1980年代〜1990年代に健康維持に役立つとして関心が持たれました。そのため、「乳酸菌」を摂取することが重要になります。生きたまま腸に届く「生菌」は腸内環境を整える腸整作用の役割を果たします。
・食物繊維が豊富に含まれる
キムチには白菜、大根、ニラなどの野菜に豊富な食物繊維が含まれます。そのため、腸内の掃除役として役割を果たします。白菜1.3g、大根1.4g、ニラ2.7g(100gあたり)の食物繊維を含みます。結果、乳酸菌と食物繊維のダブル効果により便秘を改善します。
引用:主な野菜の栄養成分|独立行政法人農畜産業振興機構
・発酵による健康成分の生成
キムチの発酵過程では、乳酸菌が栄養素を分解し、体に良い成分が生成されます。この発酵によって生まれる酵素やビタミン類、短鎖脂肪酸(SCFA)は、腸内での消化吸収を助け、腸の健康をサポートします。
2.免疫力の向上

・健康を支える鍵となる「プロバイオティクス」
「プロバイオティクス」とは、生きて腸内まで届き、腸内細菌叢を改善することで、宿主に保健効果をもたらす微生物と定義づけられています。乳酸菌もその一つです。プロバイオティクスを摂取することで乳酸菌などの有用菌が増え、ウォルシュ菌などの有害菌は減ります。この結果、アンモニアなどの腐敗物質が減り、大腸がんなどの発生リスクを減少すると考えられています。また、体内の免疫細胞の半分は腸管免疫系に存在します。そのため、抗アレルギー作用や免疫活動を活発にすることがわかっています。
・「死菌」も免疫調整効果アリ!?
「1.腸内環境を整える」でも紹介した乳酸菌が免疫調整効果を発揮します。乳酸菌の中でも胃酸や胆汁に負けて死んでしまう「死菌」もいます。しかし、死んだからといっても役に立たないわけではありません。「死菌」でも免疫効果があることがわかっています。
3.美肌効果

・ビタミン類と乳酸菌で皮膚の健康守る
キムチに含まれるビタミン類が肌の状態や血行を良くします。
「1.腸内環境を整える」でも紹介したように便秘が改善する結果、肌の保湿力をあげるようです。また、キムチに使う野菜には基本火を通しません。つまり、野菜が持つ栄養価を壊すことなく摂取できるのです。白菜や大根、きゅうりといった淡色野菜に含まれるビタミンC2をはじめ、野菜が発酵する過程で作られるビタミンB1、 B2、 B12、ニコチン酸を豊富に含みます。これらがお肌の健康を守っているのです。
引用:キムチの栄養と健康効果・豊富な栄養素と発酵で増える植物性乳酸菌やビタミンCがもたらす効果|豊田商店
・ビタミンCで老化を防ぐ
ビタミンCはコラーゲンの合成にかかわるビタミンで、ストレスから体を守る働きをします。活性酸素を消去する抗酸化作用があり、動脈硬化の予防にも効果があります。また、皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りをよくする効果もあります。
乳酸菌が抗酸化物質を生み出すため、細胞を活性化させる効果があります。
引用:キムチの栄養|腸内環境を整える効果に期待!|まごころケア食
・ビタミンB2で肌の代謝をサポート
ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるために欠かせないビタミンです。脂質が新しい細胞を作る手助けをすることで、皮膚や粘膜などを健康に保つことができます。
子どもや胎児の発育を助ける働きがあることから「成長ビタミン」とも呼ばれています。
参考文献:舘博(東京農業短期大学 教授)、「図解でよくわかる発酵のきほん」、株式会社誠文堂新光社、2015年4月17日
本田朋美、「はじめてのキムチの本」、イースト・プレス、2022年9月20日
4.まとめ
キムチの効果は、1.腸内環境を整える、2.免疫力の向上、3.美肌効果です。
これらの効果は私たちの体の内側、外側の健康を支えます。
キムチの効果を理解した上で食事に取り入れることで、健康で楽しい食生活を送ることができます。
キムチde腸活をし、健康的な体を作りましょう!